"政治"の領域とは 2
今日では、(所得およびその他の)利益分配が自由主義的イデオロギーの純粋に商品経済的なロジックにはいささかも照応していません。
しだいにはびこりつつあるネオ・コーポラティズムのより微妙なロジックに見合っている、ということがそれです。
・・・このような状況においては、各人がパイの分け前を手に入れるのはつぎのような対決を通してです。
つまり、脅し、抜かりなさ、数の優位、買収、交渉の手際よさが生産性の格差よりもはるかに大きな比重を占めるような対決が、それです。
生産性の格差は、いまや大多数のサービス活動においてまったく無内容となっています。
このコーポラティズム的資本主義は、それでも政治家を必要とするのでしょうか。
技術的な視点からすると、それは疑わしいものです。
今日の議会主義に代わって、主要な社会的選択が定期的な国民投票の実施や規則にもとづく日常的な管理にしたがっておこなわれるようになったとき・・・
国民国家の社会がその日常生活において、またこの社会の進展において、いかなる影響を受けるのか、という点についてはあまりさだかではありません。